2022.5.28までの回顧録
鞘師さんのファンミーティングに行ってきました。
私がりほちゃんに最後に会えたのは、2019年のひなフェスぶりかな。
ファンミーティングに参加している間、色んなことを考えて感慨深くなってしまったので、こうしてダラダラと回顧録として文字を綴らせていただきます。
暇潰しにでも、縦読みでも、少しでも目を通してもらえたら嬉しいです。
3年前。
幕張のステージ。
もはや地鳴りとも取れる歓声と、スポットライトを一身に受けて、5年の沈黙を打ち破って現れた鞘師里保。
その一瞬を迎えるまでに私は、過去のDマガや、ライブDVDを何度も見て日々を過ごしていました。
何度も何度も、何度も見て。
卒業していった彼女を思い出し、今頃何をしているのだろうか。活動は再開するのだろうか…
いやでも、なんか辛そうだったもんな、もう未練はないのかな…もう、辛いならほんと、なんか、芸能活動は辞めてもいいんだよ、幸せでいてくれるなら…
もう何にも縛られないで、こうあろう、とか考えないで、好きに楽しく生きてくれたら、それ以上何も望まないよ、
色んな期待を、思いを押し付けて、本当にごめんね
なんて、本人からしたらなんとも傍迷惑で押し付けがましい思い込み迷惑オタクになりながら、それでもほんの少しの希望と、諦めとの気持ちをまぜこぜにして、モーニング娘。を卒業するまでの過去の彼女の映像を遡ることしかできなかった。画面の中の彼女のセリフを覚えるほどに。彼女は、時が経つほどに少し苦しそうで、楽しそうで、物思いに耽って、そして、決意を固めていたように見えた。その顔がとても美しかった。と、同時にとても寂しかった。そして
泣くわけないでしょ 泣くはずがない
自分で選んだ未来だから
と一筋の涙を流してENDLESS SKYを歌い上げ、流れ星のように瞬いてステージを去った彼女。
卒業ソングの、ENLESS SKYの歌詞にある一節
笑顔の裏に隠された女子達の全部
見えるわけないわ
見せるわけもないし
本当にこの歌詞が私は大好きで。本当にそうだなぁって思うし、それでいいんだなって。
アイドルと、ファンの関係は、それ以上でもそれ以下でもないの。
それでいいんだよ。って。
少し寂しいけど、そうじゃなきゃだめなんだなって納得できるから。つんく♂さんは偉大よ。
まぁそんなこんなで月日は流れ、
そして突如飛び込んできたひなフェス出演。ようやく先程の回想に戻るわけです。
脳内に新しい鞘師が記憶されていく感覚…
ステージに現れたあの一瞬で情報過多になり、頭がぱちぱちしてきたのをよく覚えてます。
これは夢なのかい?という少しの不安と
本当にいる!という喜びと
会いたかった、本当に会いたかった!という気持ちとぐちゃぐちゃになったなぁ。
何より、「帰ってきてくれてありがとう」
という気持ちがじんわり心に広がっていくのが嬉しかった。
ひなフェスの後は、少しの沈黙の後に
インスタライブに舞台に事務所所属、ファンクラブ開設(時系列曖昧)にファーストライブの開催など怒涛の活動開始。
そして、ファーストライブのサプライズの時や、色んなインタビューで語られたのが
「ファンの人達の声が届いたから、今、私はここにいます。少しでもタイミングを間違えたら、声が届かなかったら、私はここにいなかったかもしれません。」
という言葉。
以前は、どこか自分に自信がなくて、これじゃだめだ、こうじゃなきゃだめだ、とストイックに自分を追い込んできた(ように見えた)鞘師。
それ故に自分なんて、と思っていた鞘師。
そんなことないよ、あなたは素晴らしくて特別なんだよ、なんて言うとますます納得出来ないんじゃないかって思ってあの時は言えなかった私。言う場面なんかなかったけども。なんだか心がお互いにヒリヒリしていてもうどうしていいか分からない距離感をなんか勝手に感じてた。怖。
だけど、時が経って、その言葉を素直に受け入れてくれるくらい、沢山のことを考えて、吸収して、自信を持ってステージに立つ鞘師里保がいるんだって、その言葉を聞いて確信になってたのが本当に嬉しかった。
手放しで
やったー!!頑張れ頑張れ鞘師ー!!あなたは特別で、大切で、とっても素敵なんだよー!!いぇーーーい!!!
って言えるのが心の底から嬉しい。その言葉の放った先には、にっこり笑う鞘師がいるから。
あと、何より様々な場面で垣間見えるマネティや、周りのスタッフさんや演者さんとの関係性が見ていて安心出来た。
色んな信頼できる、大切にしてくれる大人が周りにいてくれてよかった。
そして、芸歴は10年を超えても人生の中ではまだまだ若者、沢山可愛がられる年齢の鞘師さん。いい環境に身を置き、さらに素敵な女性になっていくのを日々感じています。
そしてこの曲。
止まない雨も邪魔できない奇跡起こすから
私がいいと頷いて
お願い
届いて届いて
鞘師が書いた歌詞の中の一節
本当に感動したなぁ
ここまで来たんだ、鞘師里保は…こんな遠くまで…私たちに届けに来てくれたんだ。
どっさりと沢山の思いを詰め込んだ花束を。
いや寧ろそこまで思ってくれるの?私たちのことを…?そんなに?こんなにクソ重なのに?
みたいな胸いっぱいになってしまったんです。
こんなに書いといて今更ですけど、もう全然誰にも伝わってない気がしてきた!なんか!!まぁいっか!!!!
でも、本当に、鞘師が戻ってきてくれたこと、自分の意思で戻ってきたこと、自信に満ちた表情でいてくれることが、とにかくとにかく嬉しかった。
そして漸くファンミの件。
ファンミーティング。
ひなフェスぶりに生で見た鞘師さんは、びっくりするくらいオーラがあって。
歌も凄くて。ダンスもバッキバキに踊ってかっこよくて。だけど、MCになると、ふにゃって笑う顔は相変わらずで。なんか笑った顔そんなにふにゃってなるっけ?ってくらい可愛かったなぁ。
蒸したてのおまんじゅうみたいだった。ほわほわーってしてた。
でも、ほんと、昔に見た時よりも、纏っている全てが根拠のある自信に変わっていて。
親心なんて大層なものはないけれど、
大きくなったなぁって。しみじみ思いました。
とても温かなファンミーティングで、沢山企画して、楽しんでもらおうって詰め込まれてて、
お祝いさせてくれてありがとうってなったの。
そして、24歳の抱負として
これからは、無理はしないで、自由に生きていくから、ファンの人達はそれに付いてきてくれたらいいなって思う。(要約)
って話してくれたのが何より嬉しかったです。
多分、私がずっと聞きたかった言葉だったんだと思う。
無理をしなくていい、自分らしくいてくれたらそれだけでいい。それだけで、本当に何もいらないよ。だって、私はずっと、そんな鞘師里保が見たかったから。
オタクは勝手に付いていくよ。これからも見守っていくよ。自由に生きるって、言ってくれてありがとう。
止まない雨も邪魔できない奇跡を本当に起こした
そんな鞘師里保が大好きだよ。
幸せだよ。ありがとう。
これからもずっとずっと応援させてね。
そう思えた空間でした。
とまぁ、本当に長々となってしまいましたが
そんな感じです。長年思っていたことかけてスッキリ。
推しがいる人生って最高だ!!!!